皆様おはようございます、マチノネです。
今回は東京を拠点に活動する4人組オルタナティブロックバンド、ルサンチマンを紹介していきます。
初回となる今回はやはり自分が一番好きなアーティストを紹介しよう、と思いルサンチマンを選ばせていただきました。
皆様にも魅力が伝われば幸いです!
「ルサンチマン」はどんなバンド?
ルサンチマンは2018年に武蔵丘高校にて結成され、Gt/Vo 北 Gt 中野 Ba 清水 Dr 茂木 の4人で構成されているバンドです。
なんと高校から組んでいるようで、結成解散のスピードが速い現代では珍しい長寿バンドでございます。またルサンチマンの出身高校、武蔵丘高校は軽音部が強豪として知られていて、高校生の間に「ROCK IN JAPAN」にオープニングアクトとして出場したこともあります。
音楽性については、ハヌマーンやナンバーガールなどの系譜を引くオルタナティブロックを軸とし、ギター中野による開放弦を多用したマス・ポストロック風なサウンドや、個性的ながらも耳心地の良いポップロック的メロディーラインなどで構成されている印象です。また、ドラム茂木の特徴的なフレージングや変拍子などもルサンチマンの個性としてあげることができ、技巧派の楽器演奏の上に聴きやすいメロディーと心に響く歌詞が乗っかっている、オルタナとメジャーの要素をどちらも含んでいるようなバンドです。
初めて聴く方向け!入門曲3選
1,大団円 https://youtu.be/k375Igl1PHk?si=XW7z7ekLZpvMacAe
現在ルサンチマン公式Youtubeチャンネルにて、最も再生されているのが「大団円」!
ルサンチマンの中でもかなり王道ロックやポップロックに近い曲であり、サブタイトルにも書いた「恋ではなく愛」のラブソングです。
演奏からも歌詞からも強かな優しさが伝わってきてとても心が温かくなる曲です。
サビの「ああ君が泣いてしまわぬように 幸せな話だけしよう」という歌詞。
恋愛が成就するか否かの駆け引きや失恋で傷心した話を描きがちな昨今のラブソングとは異なりありえないほどの純愛をぶつけられたようなそんな感覚がします。
2,十九 https://youtu.be/oqUioQ_Afi8?si=g7_-3XMdylHlGR2f
4分11秒、終始同じ場所での4人の演奏シーンが映し出されるという斬新なMV。各々が気持ちいいように演奏しているのに、なぜか完璧に息が合っている「最強感」が伺えてルサンチマンらしいMVだと思います。
サウンドに関しては最初の4音だけでアガるハイハット、40秒もあるのに長いと思わせないイントロ、ベースだけ残るブレイク、完璧なギターソロと文句がありません、カッコ良すぎます。
歌詞も「殺気立ってさ」「さっきだってさ」の言葉遊びや「未成年の暮れに思い返した目を腫らしたある夜も くるっと時を回し 今を創ると気づいた」などのフレーズがあり心地よいリズムと過去の苦難の肯定という、個人的に「ルサンチマン要素」が最も感じられる一曲だと思います。
3,荻窪 https://youtu.be/acHCJANPtiw?si=8tmouYiStDb9Hms0
ルサンチマンの代名詞となっている楽曲荻窪。彼らは1回のライブで荻窪を6回やって帰ったという伝説がある、それくらい本人たちが大切にしていて、またファンも好きな楽曲。それが荻窪。
入りのギンッッギンのギターから入り、冒頭は全ての楽器が四分音符というノリやすさ。またそこからのブラストビートで最高潮になったところにブレイク。
こんなんドーパミン出まくりですよ。気持ち良すぎる。
ラスサビ前の「なんて言うなよ!」をみんなで叫ぶのがライブの恒例になっていますので、見に行く機会があればぜひ一緒に叫んでください。
個人的おすすめ楽曲3選
1,スピードをあげなくちゃ https://youtu.be/zk9dau1BxnI?si=9U43rQqblygCdlY-
イントロ、Aメロ、Bメロとマイナーで少し和風な楽器隊のフレージングで来たかと思えば、サビで一気に明るくなり疾走感が跳ね上がる。ギターソロで+1転調をしたまま、同じキーでラスサビ、アウトロに進む。構成がピカイチな楽曲です。
ラスサビの「君がよく考えてきた生き方を 浅い共感の歌に殺させないように」の歌詞が好きすぎる!!!
彼らの音楽性を表しながら我々を肯定してくれる一説でこれはルサンチマン屈指の良歌詞です。
2,IAI https://youtu.be/mQ5o9W0kVc8?si=-mYN6ZkaqAerOd7x
なんとルサンチマン、かなりインスト楽曲を持っているバンドで、私が見に行ったライブでは半分以上がインストで歌物をほとんどやらないという攻めたセトリをしていました。
伝統的なオルタナを感じさせる冒頭から一変、落ち着いた雰囲気でドラムのヤバさがわかる部分。メロディアスなリードフレーズや6拍子のおしゃれなパートを経て、5度ハモが気持ち良すぎる大サビに突入と。大サビの雰囲気が希望に満ち溢れながらもノスタルジーも感じるというレインボーロードのBGM以外であるんだ、と思いましたね。
3,きっとそう https://youtu.be/sIkyVyLelSc?si=psHQs2uIBU_oTS3W
「多少強張った表情と 選び尽くしている言葉と 思考のうるさい脳内が 素敵だって思うんだよ」
「目を見れないその視線が 優しさを映し出している 気づかぬうちにそうやって 誰かを照らしてる」
無条件に「大丈夫」と言う無責任な歌よりも、欠点をも愛し「きっと」間違ってないと優しく肯定してくれるルサンチマンが大好きです!!!!!
こういう時に聴きましょう!
世に溢れている曲たちが胡散臭く感じた時、周りの期待がプレッシャーに感じてしまう時、理由はないけど自分を肯定できない時、ルサンチマンを聴きましょう。
楽しい時間をさらに楽しくする曲、お洒落な気分になれる曲などたくさんありますが、ルサンチマンの音楽は「生活に根付いて自分を肯定してくれる曲」だと思います。プラスを何倍にも膨らませると言うよりかは、人が皆持ってるマイナスを少しだけ0に近づけられる。その少しだけで人はどれほど救われるか。
いかがでしたでしょうか、芯を持って破壊的な演奏をしつつも中心にあるのは肯定という優しいバンドルサンチマン。皆様も是非聴いてみてください。
