岡村丁寧/ちゃらんぽらんの裏のメッセージ

皆様おはようございます、マチノネです。
今回は1年前から活動を開始した03世代の若手アーティスト、岡村丁寧について紹介していきます。
おもしろ楽曲系かと思いきや、活動開始から短期間でインターネットを中心にファンを集めたセンス派。
まだ世界に見つかっていない彼の魅力をお届けできたら幸いです!

「岡村丁寧」はどんなアーティスト?

岡村丁寧は「まじめにふざける」をテーマに音楽を作るDTM/HipHopアーティストです。
系統的には「岡崎体育」や「ヤバいTシャツ屋さん」が近いのですが、ふざけているような歌詞の裏にしっかりと刺さるメッセージ性があるというところが彼の魅力だと思います。
言葉遊びやリズムの良さを多用するにほんごであそぼプロであり、同時にお洒落でモダンな伴奏を作る優秀なトラックメーカーでもあります。少し「Creepy Nuts」とも近いかも?
また岡村丁寧は音楽だけでなく映像やデザインも得意としており、多くのMVのアウトラインを彼が考えています。楽曲だけでももちろんかっこいいのですが、MVありで聴くとより楽しめると思います!

初めて聴く人向け!入門曲3選

1,ぐるんぐるんね https://youtu.be/Lk1AMVcGfjI?si=Bjxt7W5PV2mTM4l6

6ヶ月前に投稿されなんと10万再生を突破している人気曲「ぐるんぐるんね」。
曲中を通して「もうさ、ぐるんぐるんね」というリズミカルなフレーズが繰り返され耳から離れない。
トラックも最近流行りの五つ打ちを基本としているため乗りやすくラップ調のメロディー部分とも相性がいいと思います。
「気づいた時にはこの世から オランジーナが姿を消していた様に」「シューズに詳しくなったよ 下ばっかり向いていたよ」など、ユーモア溢れながらもこちらに訴えかけてくる歌詞も印象的です。「ぐるんぐるんね」は忙しない現代の中で混乱する私たちを描いているのかもしれません。

2,僕は建築家 https://youtu.be/1fYpZmelxDM?si=cKIpFCpBbmn3mhwy

EDM風が強かった1曲目から一変、ピアノリフを中心としたお洒落ラップに。
ドラムンベース風な激しいドラムに対しスラップフレーズでしか出てこないベースというアンマッチさがピアノの入る隙を作り、ちょうどいい調和を生み出しているのではないでしょうか。
「ドゥンドゥンカンツカツカツンカン」というボイスパーカッションのようなフレーズや「踊るのスキスキ」などのサンプリングフレーズから、お洒落さだけでは終わらないという岡村丁寧らしさが伺えます。
またMVの歌詞の出し方もリズムを強調していて流石デザイナーだなと思いました。白い空間の映像に歌詞を出すという有名な手法なのに個性が出ています。

3,town https://youtu.be/1sybRLEyo2M?si=bpbWbOZv8Gy4ZxXP

楽曲制作から構成、撮影まで岡村丁寧がほとんど一人で行なっている、まさに彼の全てを味わえる一曲。
効果音や逆再生、歪みなどを多用した電波っぽさが現代の日常感を醸し出していると思います。
「この街も実は 不器用なんだ 僕と同じなんだ 人も同じなんだ」
「性格は変えないぜ 不器用で構わないぜ よーほーbabe」
誰もが持つ不器用さを肯定してくれるメッセージ性の強い曲です。

個人的おすすめ楽曲3選

1,駅と付き合ってました https://youtu.be/LScNqyKRo9I?si=-hwWH1LB8aotLWa5

「この駅に来ると君を思い出してしまうよ それじゃあ僕は駅と付き合っていたみたいじゃないか もうそれでいいです。 ならそれでいいです。 うぅ 僕は清澄白河駅と付き合っていました。」
そんなわけないのに!!!!!!付き合ってないよ!!!???
と駅と付き合ってましたというパワーワードにおもわず笑ってしまいましたが、「もうそれでいいです ならそれでいいです」などから別れた彼女への後悔で自暴自棄になっている感じや彼女と付き合っていました。というのが憚られる複雑な感情が見受けられて実は純情ラブソングづあることがわかります。
他のフレーズもユーモアがあって笑ってしまいながらも失恋の切なさを感じることができる面白い楽曲です。

2,ペイスメーカー https://youtu.be/4a0p2EzdT8c?si=xE6tjieq22LwpVpo

現在岡村丁寧の最新楽曲、「ペースメーカー」。ビックバンド構成のような金管が強調されたサウンドの上にキャッチーなメロディーが乗っているキラーチューンです。
2サビの入り前の落ちでピアノだけが残るフレーズからの金管一斉大放出。気持ちがいいですねぇ。
岡村丁寧には珍しくまっすぐなかっこよさを求めた楽曲だと思います。

3,放送委員長の恋 https://youtu.be/qsl4DYbPIn0?si=_UtlXxiBPiyISIKA

「放送委員長の僕は 君だけに刺さりたい 放送委員会を 君に刺さる団体にしたい」
歌い出しのこのフレーズだけで情景と物語が浮かび上がる。曲調も明るく可愛らしい楽曲です。
せっかく選んだ曲もそっちのけでコッペパンに夢中な君。ふふ。
と思えば「タイパがどうとかコスパがこうとか 倍速、スキップ、ダイジェスト」という歌詞。
コンテンツを過剰摂取して一つ一つの解像度が下がってしまったり、そもそも音楽をあまり聞かないという現代人に向けた憤りソングだったんですね。そう思うとコッペパンは…いやコッペパンか。

こういう時に聴きましょう

ハイテンションで街を歩きたい時、いつもより少しだけごきげんなお散歩をしたいとき、小躍りしながら家事をしたい時、岡村丁寧を聴きましょう。かなり彼に「ごきげん」という言葉は似合っていると思っていて、ごきげんな人が一番面白くてかっこいいですからね。彼の音だけでなく携わる全てを楽しむ音楽スタイルはとても愉快で理想的だと思います。

いかがでしたでしょうか。多分ルサンチマンを聴く人は岡村丁寧を知らなかったでしょうし、岡村丁寧を聴く人はルサンチマンを知らなかったと思います。マチノネさんはバンドからEDMからクラシックまで幅広く聴くのでこれからもジャンルを飛び越えていい音楽を皆様に紹介できたらと思います!
「ギャルメンタル」や「納豆」など他にもいい曲がたくさんあるので、岡村丁寧、是非聴いてみてください。

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