皆様おはようございます、マチノネです。今回は初のボカロPの紹介です、まだ投稿MVは7本と少ないながらも界隈に大きな影響力を持つマサラダP。今回は彼の人生観の篭った曲の魅力を紹介していきます!
「マサラダ」はどんなアーティスト?
マサラダPは2023年ごろから活動を開始した、主に重音テトを用いた楽曲を制作するボカロPです。リズミカルでキャッチーなメロディと歌詞から、音MADや歌ってみたなどの投稿も盛んですが、その裏には誰もが共感できるような深いメッセージがあります。個人的には彼の音楽性を「大人のおかあさんといっしょ」だと思っています。我々が日常で抱える悩みを歌い「そうだよねぇ」と共感してくれるような優しい曲。それでいてとても良質なEDM。名実共に若手最強格のボカロPです。
初めて聴く人向け!入門曲3選
1,ライアーダンサー https://youtu.be/UHbmkxv-874?si=1hTt72PqRrritys4
初投稿曲にしてYouTube1000万再生とニコニコ殿堂入りを保持している彼の代表曲!めちゃくちゃ。踊ってるMVとめちゃくちゃ踊りたくなる音楽。効果音なども多用されDJらしさが存分に伝わってきます。そんな楽しげな楽曲が歌っているのは「嘘の肯定」。「見かけだけの造花も心動かすのさ」という歌詞は「フォニィ」へのアンサーであり、同時に日常で多くの嘘をつきながら生きる我々をそれでも良いと肯定してくれています。
2,㋰責任集合体 https://youtu.be/c5_0NPftdlY?si=AM1h_2ULpPGmWSzU
とにかくドラマとベースがかっこいい!サビのスラップ混じりのベースライン痺れますね〜。3音ずつで構成されているメロディラインも特徴的で、この曲はおかあさんといっしょというよりにほんごであそぼですね。 Bメロの箸ドラムみたいな音も印象的です、右耳のあたりでりんりんいってます。歌詞はタイトルの通り無責任な現代人を描いたもので集団心理の怖さを思い知らされます。ちゃんとメッセージ性があるところがいいですよね語呂だけじゃなくて。
3,ちっちゃな私 https://youtu.be/4aFC2oC-wHA?si=9FXORrTRCBQHE44H
メインボーカルの重音テトと、「ちっちゃな私」によるデュエット形式というギミック系の楽曲、かと思えば歌っているのは心に染み渡るメッセージ。自分の内側にいる幼い自分が抱える不安や杞憂とどのように付き合っていくかという道徳的な歌詞です。オルガンソロがすごいすき。途中からちっちゃいピアノ出てきて掛け合いになるのもすき。ちっちゃな私が抱える様々なことについて「そっか。」「そうなのよ。」からの転調ラスサビ!!!これは泣けます。泣きなさい。
個人的おすすめ楽曲1選
1,どこにもいかないhttps://youtu.be/xJULqAHbst0?si=jZGD0PlXeHlhTOTS
この曲で語れることが多すぎるので今回は1選です。私が今1番すきなマサラダPの楽曲!!唯一重音テトが歌っておらずボーカルは雨衣が担当しており、雨衣の良さを最大限に引き出した調教。雨音から自然につながるリズム。ずっと同じ歌詞、ずっと同じメロディのサビなのにここまで飽きさせない力。曲が進むにつれて解釈の変わる「どこにもいかない」の意味。ボカロとしてとかではなく楽曲としてのレベルがあまりにも高すぎるのでもっと評価されて欲しい一曲。ちょっと星野源っぽさもあります、キャッチーながらもとても切ない「どこにもいかない」。Aメロのピアノは楽しげなリズム楽しげなメロディなのに歌詞と雨音のおかげで哀しさが伝わってくる。ちなみにこの間も雨音は「どこにもいかーないっ」のリズムで降っています。「わかってますけれどどうも」とかの調教が不安定で幼さの残る雨衣の良さを強調していますね。Bメロの不安定なコード進行から、サビ前で一気に明るくなる展開。サビの開けた感じを予想させるいいBメロです。そしてサビのベースライン!!!「どこにもいかーないっ」ではあるのに何故もこんなにかっこいいのか。草刈姐さんとかが弾いてそうですよね、かっけー。からの水中に潜ったようなエフェクト。メロディと歌詞ではなく演出や伴奏で展開する作曲の実力が問われる方法を難なくやってのける素の能力の高さ。これだんだんモールス信号とかっぽく聞こえてくるの良いですよね。「ならないで」の後ろのストリングス、すごく星野源とか米津玄師っぽくて壮大さと切なさが同時にあるの凄いです。からのドミナント展開!ハイパーEDMパート!!かっけーー。チェインのかかったようなサウンドメイキングに思わず体揺れてしまいます。そんでソフランからの拍子変わり、ずっとなってた甲高いノイズが「どこにもいかーないっ」になった時の感動!!これは凄い曲ですよ。「どこにもいかーないっ」がメインテーマとなってそれを中心に展開されるというクラシックっぽい一面もありながら、それぞれのパートで楽しむことができるのはポップスを煮詰めたようなサウンドたち。現代ポップスの真髄だと思います。すごく好きな一曲。
こういう時に聴きましょう
小さいことに悩んでも仕方ないのは分かってるけど、でも…という時、なんか生きづらいけど私のせいかな…と思う時、「どこにもいかない」を聴きたい時、マサラダを聴きましょう。何気ない日常の何気ない悩みに寄り添ってくれる優しい音楽。あとどこにもいかないは神。素晴らしすぎる。マサラダは人生です。人生を生きる上でずっとそばにいてくれる、そんな楽曲たちです。パートナーみたいな。
さていかがでしたでしょうか。とりあえずどこにもいかないはやばすぎるので聴いてみてください。今回は個人的おすすめを1選にしたので紹介できていない楽曲が3つあります、そちらも良ければ聴いてみてください!
