皆様おはようございます、マチノネです。今回は圧倒的鋭さを誇るオルタナバンドthe bercedes menzを紹介していきます!個人的にはディストピアのヨルシカのようなイメージを持っていて、荒くて鋭いながらもどこか幻想的でおしゃれなバンドだと思います。彼らの魅力が存分に伝われば幸いです!
「the bercedes menz」はどんなバンド?
the bercedes menzは、ロックという言葉だけでは収まりきらない、独特の緊張感を持った音楽を作るバンドです。最大の特徴は、何と言ってもその音の鋭さだと思います。ギターはかなり前に出てきますし、ドラムもただリズムを刻むというより、曲そのものを強引に前へ進めていくような勢いがあります。それでいて、ただ音が激しいだけではありません。楽器同士がぶつかり合うように鳴っているのに、曲として聴くと不思議なまとまりがあります。特にギターの音作りはかなり特徴的で、一般的な「綺麗なギターサウンド」とは少し違う、耳に引っかかるような質感があります。そこにボーカルが乗ることで、楽曲全体に独特の不穏さや切迫感が生まれています。個人的には、the bercedes menzの音楽は「格好いい」という言葉だけで終わらせたくないバンドだと思っています。聴いていると、綺麗に整えられた音楽というより、感情や衝動をそのまま音にしているように感じる瞬間があります。だからこそ、好き嫌いは分かれるかもしれません。しかし、一度ハマってしまうと、この音でなければ物足りなくなるような中毒性があります。
初めて聴く人向け!入門曲3選
1,Only god discotheque https://youtu.be/06ffTm7VjaE?si=r63xUmDLu0mnEEX5
初めてthe bercedes menzを聴くなら、まずおすすめしたいのが「Only God Discotheque」です。タイトルからしてかなり独特ですが、曲を聴いてみると、その名前にも納得できるような彼ら独自の世界が広がっています。激しいロックの勢いがありながら、リズムにはどこか踊れるような感覚もあり、単純なギターロックとは違う面白さがあります。the bercedes menzの音楽に初めて触れる人にとって、「このバンド、普通じゃないな」と感じてもらえる入口としてかなり良い一曲だと思います。
2,knuckle duster https://youtu.be/QB3SGM4Goso?si=zRjNaoE1G8hhHkAa
次におすすめしたいのが「Knuckle Duster」です。この曲は、the bercedes menzの持つ攻撃的なサウンドを楽しみたい方におすすめです。特にギターとドラムのぶつかり方が気持ちよく、音量を上げて聴くほど楽器それぞれの存在感が伝わってきます。ギターが単にコードを鳴らしているのではなく、音色そのものが曲のキャラクターになっているのも面白いところです。the bercedes menzの「音が格好いい」という部分を知るなら、ぜひ聴いてほしい一曲です。鈴木福氏が出演しているMVも印象的なので是非見てみてください。
3,the anomaly https://youtu.be/CnIqWwS02Tk?si=F-Btp6TF974z-y1t
イントロのベースから大湧きの一曲。少しオートチューンがかったボーカルでダークな雰囲気で進むかと思いきやサビで一気に明るいコードに落ち着く。勢いのあるロックサウンドだけではなく、曲の中にある不安定さや違和感まで含めて一つの音楽になっています。普通のロックなら「ここで盛り上がる」というところでも、少し予想とは違う方向へ進んでいくような感覚があり、聴いている側を落ち着かせてくれません。この落ち着かなさこそ、the bercedes menzの魅力の一つだと思います。
個人的おすすめ楽曲3選
1,行為する惑星 https://youtu.be/yjz3X2P__kM?si=VsjFT-qvDb4fcmne
まず「行為する惑星」というフレーズの文学性が高い。こういう独特な言い回しとテンションノートを多用するギターから、ディストピアのヨルシカ感を感じているのかもしれません。ギターの音は鋭く、リズム隊はしっかりと曲を支えながらも、単なる「バック」にはなっていません。それぞれの楽器が主張することで、曲全体が生き物のように動いているように聴こえます。タイトルも含めて、どこか現実とは違う世界に連れていかれるような感覚があり、個人的にはかなり好きな一曲です。
2,幸福な子供たち https://youtu.be/U3qHz_H2ykQ?si=kjIoS7w38w94RItu
やっていることは普通のポップバンドやシンガーソングライターとあまり大差はないのに、その独特の音作りと言い回しで世界観を構築しているという彼らの「手法」を知ることができる1曲。個人的には、the bercedes menzというバンドを「激しい音を鳴らすバンド」とだけ捉えてほしくない理由が、この曲にもあります。音の格好良さだけでなく、言葉と音が組み合わさったときに生まれる妙な感情まで楽しんでほしいです。
3,東京標本 https://youtu.be/TcOUG0kzzJc?si=N76gNxbf8ik96LE1
最後におすすめしたいのが「東京標本」です。個人的には、今回紹介する中でも特に聴いてほしい一曲です。「標本」という言葉からは、何かを切り取って保存するようなイメージがありますが、この曲から感じる東京も、華やかな都会というより、そこにいる人間や風景を冷静に切り取ったようなものに感じます。the bercedes menzの鋭いギターサウンドとも相性が良く、都会的でありながら決してスタイリッシュなだけではないところが魅力です。東京という巨大な街の中には、きらびやかな場所もあれば、誰にも見られないような場所もあります。そんな東京の一部分を音楽にして、そのまま標本にしてしまったような感覚があります。the bercedes menzの音楽をもう少し深く聴いてみたいと思った方には、ぜひここまで辿り着いてほしいです。
こういう時に聴きましょう
ちょっと気分が荒れている時、破壊衝動に駆られている時、世の中に不満がある時、the bercedes menzを聴きましょう。彼らの音楽は鋭くて破壊的で、それでいて弱者救済的側面があります。自分の中に募った破壊衝動を彼らに託して、その音楽で全てを更地にしてもらいましょう。
いかがでしたでしょうか。オルタナシーンでも影響力を誇る彼らは今後もさらに有名になっていくと思うので、今のうちに古参になれるように是非様々な曲を聴いてみてください。
